中国商務省が5日発表した観測データによりますと、先月29日から5日までの国慶節にちなんだ大型連休期間中、消費品の小売総額は4200億元を超え、去年同期より5ポイント増えて21%の伸びを記録しました。
今回連休中は、食糧、食用油、肉、卵などの生活必需品の供給が各地で十分行われていた上、種類も揃っており、食糧価格は基本的に安定を保っていました。
なお、「三鹿」ブランドの乳幼児用粉ミルク事件の影響を受けて、先月中旬、乳幼児向けの国産粉ミルクや液体ミルクの販売が大幅に低迷しました。しかし、政府が乳製品業界への規制を強化するにつれて、国産乳製品への信頼が少しずつ回復しています。乳幼児用の粉ミルクと液体ミルクの販売量はそれぞれ、正常レベルの80%と70%まで回復しています。(朱丹陽)
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