中国側作業員の努力により、チベット自治区にあるヒマラヤの高峰「クーラカンリ」で遭難した日本登山隊の隊員3人のうちの1人の遺体が3日夜、標高5,200m地点のアドバンスキャンプ(AC)まで搬送されました。残りの2人も4日と5日に標高4,300m地点にあるベースキャンプ(BC)に搬送されるということです。
チベット自治区登山協会の竇常身主任によりますと、1日、雪崩の発生を受けて、登山協会は直ちに15人の援助隊員を派遣しました。しかし、山道が複雑なため、遺体の搬送活動は時間を要しているということです。
現地時間の1日午後6時50分ごろ、3人の日本登山隊員はチベット自治区にあるヒマラヤの高峰「クーラカンリ」の縦走に挑戦していたところ、雪崩に巻き込まれ死亡しました。(翻訳:周莉)
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