アメリカの議会上院は現地時間の1日夜、修正後の金融安定化法案を可決しました。
ブッシュ政権が提出した総額7000億ドルの金融安定化法案は9月29日下院に否決されました。上院が1日夜可決した法案は内容は元の法案とほぼ同じですが、連邦預金保険の上限を高めるなどの内容を追加しています。
これに先立って、ブッシュ大統領は議会上院に対して、この法案を真剣に取り扱い、可決するよう促しました。ブッシュ大統領は、「この法案は、情勢を安定させ、悪化を防ぐために不可欠であり、議員たちがこの法案と真剣に向かい合うことが非常に重要だ」と述べました。
それと同時に、アメリカ民主党のオバマ大統領候補と共和党のマケイン大統領候補もこの日、法案の修正案を支持するよう呼びかけ、「もし議会が法案について合意に達しなければ、アメリカ経済は災難に直面するだろう」と指摘しました。(翻訳:玉華)
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