10月1日は中国の建国記念日国慶節です。今年は9月29日月曜日から7日間の連休となりました。アジア芸術祭、中国の伝統音楽や西洋のオペラなどの催し、子供たちに人気の児童演劇など、中国各地で様々なイベントが開催され、国慶節を祝っています。
北京五輪期間中、様々なイベントが開催され、国内外の観客に深い印象を残しました。五輪はすでに幕を閉じましたが、北京のイベント市場の熱はまだまだ熱いのです。10月1日開幕した2008年中国児童演劇ウィークは各界から注目されています。
今回の演劇ウィークは10日間に渡って、現代劇、童話劇、神話劇、人形芝居、影絵芝居など19種類50回の公演があります。子供たちに親しまれている孫悟空などのキャラクターも登場します。主催側の中国児童演劇研究会の周予援会長は、「『すべては子供のため』という理念を基づいて、子供たちにもう一つの子供の日をあげたい」と述べ、「一年に子供の日は一度しかありませんが、ちょっと足りないですね。このもう一つの子供の日は子供たちをもっと喜ばせるでしょう」と述べました。
北京の子供たちが演劇を楽しんでいるそのとき、河南省鄭州市の市民はアジアからの芸術家を迎える準備に追われています。年に一度のアジア芸術祭は今年鄭州で行われ、今年で第10回となります。
この第10回アジア芸術祭はアジア20余りの国と地域から36団体が参加します。歌舞劇、現代劇、児童劇、音楽劇、地方劇などアジア各国の一流作品が出揃いました。芸術祭会場のスタッフ李涛さんは、「プログラムがとても多くて、スケジュールはぎっしりです。観客もすごく興味を持ってくれています。タイ、ミャンマー、ラオスなどアジア各国が参加しています」と述べました。
今年大地震で被害を受けた四川などでも、たくさんのイベントが開催されます。成都ではスペインの芸術家らがフラメンコダンスを披露します。
成都の地元の芸術家たちも様々なイベントを企画しました。1日、野外コンサートが行われ、有名な音楽DJのイベント、四川省の地方劇、茶道、ヒップホップなどの盛りだくさんの内容です。成都で大学生活を送っている王卓さんは、「実家に帰りませんが、こんな沢山のイベント、コンサートがあるので、とても楽しみにしています」と述べ、「ここの音楽は最高!やはり若者なので新しい音楽が好きです。今年の連休は忘れられないでしょう」と述べました。
このほかブロードウェイミュージカル「アイーダ」、アヴリル・ラヴィーンの中国ライブなども国慶節の連休中に公演があります 。(担当:ooeiei)
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