有人宇宙船「神舟7号」の帰還カプセルは28日午後、中国の北部の内蒙古に無事着陸しました。3人の宇宙飛行士は、体調も良くカプセルを出て、三回目の有人宇宙飛行の任務を成し遂げました。
中国の温家宝首相は北京宇宙飛行制御センターで、帰還カプセルが地球に戻るまでの全過程を視聴し、中国共産党中央、国務院、中央軍事委員会の祝電を読み上げ、「神舟7号」の成功を祝福しました。祝電は「『神舟7号』の成功により、中国は世界で、3番目に独自の力で宇宙船の船外活動を行った国になった」という内容でした。
「神舟7号」は25日夜、中国北西部の酒泉衛星打ち上げセンターから打ち上げられ、2日間と20時間27分にわたって飛行を続け、地球を45回回り、28日夕方着陸しました。その間にテキ志剛飛行士は中国初の船外活動を行いました。これについて関係者は、今回の有人宇宙船「神舟7号」の成功は、作業員が短期滞在できる宇宙実験室を建設するための基礎技術を提供したと分析しています。(翻訳:ken)
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