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「神舟7号」、中国の飛躍を推進
   2008-09-25 22:05:59    cri

 25日夜、中国の有人宇宙船「神舟7号」は打ち上げに成功しました。3名の宇宙飛行士は、今後数日間船外活動や科学実験を行います。「神舟7号」の打ち上げは、中国の科学技術の進歩を促すのはもちろん、独自の知的所有権を持つ発明や製品の開発にもプラスになります。「神舟」1号から7号まで、中国は有人宇宙飛行で多くの成果をあげました。

 ところで、中国の有人宇宙飛行事業は、科学技術や経済利益を考慮しており、事業の規模は国情と合致しています。これについて、「神舟7号」事業に携わっている宇宙開発専門家の荊木春氏は、「有人宇宙飛行事業は、わが国の基礎工業を大きく底上げした。たとえば、原材料、部品などである。これらの製品はすでに産業に生かされている」と強調しました。

 普段の暮らしに、有人宇宙飛行の技術が生かされたものは少なくありません。ロボットを使った手術、効果的で低コストの水処理システム、特殊な素材を使った水着などがあります。今回の船外活動で、飛行士は船外から固形潤滑材のサンプルを持ち帰ります。宇宙環境でこれらのサンプルが受けた影響を調べ、材料の性能や寿命を高める方法を探ります。

 同時に、医学、製薬、航空、新素材、電子、機械製造、アパレル、通信など、多くの分野にもビジネスチャンスを提供します。その規模は1200億元にのぼると専門家は予測しています。

 今後の有人宇宙飛行事業の発展について、「神舟7号」の周建平総設計士は、「任務終了後、われわれは、国の実力に合った歩みで、宇宙開発を持続的に発展させていく。より多くの発見ができるよう努力していく」と、抱負を述べました。(翻訳 朱丹陽)

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