米国務省のマコーマック報道官は19日、「朝鮮は寧辺（ヨンビョン）地区の核施設の再運転にますます近づきつつあり、米国は朝鮮に対しそうしないよう促す」と強調しました。

　この日開かれた記者会見で述べたものです。マコーマック報道官は「朝鮮は自らを孤立させ、非核化のプロセスを後退させるか、それともその他の国と異なる関係を持ち、そこからメリットを得るかを選ぶことになる。米国や朝鮮の核問題をめぐるその他の国々は引き続きこの問題について朝鮮と協議していくことにしている」と述べました。

　一方、朝鮮外務省の報道官は19日、「米国が朝鮮の『テロ支援国家』を解除していないため、『行動には行動』の原則に基づき、寧辺核施設を元の状態に回復させることにする」と述べました。（翻訳：玉華）