中国衛生省は15日、「乳製品メーカー・三鹿集団が製造した粉ミルクによる乳幼児の健康被害は食品安全事故だ。事故の経緯がわかり次第、被害を受けた乳幼児に対して損害賠償をする予定だ」と当日の記者会見で明らかにしました。
また、中国衛生省は14日、各地に通達を出して、省クラスの医療専門チームを派遣し、この粉ミルクによる新規患者の被害状況を毎日通報するよう各省の衛生管理部門に求めています。
衛生省が15日に発表した最新データによりますと、15日午前8時までに、三鹿集団の粉ミルクを飲み病院で検査を受けた乳幼児は1万人近くに上っていますが、被害が確認されたのは1253人で、その中、2人が死亡したということです。(翻訳:コオリ・ミン)
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