ロシア・ウラル地方のペルミ郊外で14日未明、旅客機が墜落し、乗客乗員88人全員が死亡した事故で、ロシア検察庁のバストルイキン捜査委員長は同日、「機械の故障と右翼エンジン火災が墜落の原因と見られる」と述べました。
事故原因の調査に当たるレヴィチン運輸相も、「テロ攻撃を受けた様子はなく、機械の故障が原因だ」と述べた上で、「事故機のブラックボックスはすでに回収され、データの解析には3、4週間かかる」と明らかにしました。
ロシア非常事態省によりますと、死亡した外国人乗客17人のうち、中国人が1人含まれているということです。在ロシア中国大使館は、これを確認しました。
この事故を受けて、中国の胡錦涛国家主席は14日、ロシアのメドベージェフ大統領に電報を送り、犠牲者とその遺族に哀悼の意を表しました。(翻訳:鵬)
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