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中国身障者芸術団、華麗な舞台を披露
   2008-09-12 15:01:45    cri

 20年前に設立された中国身障者芸術団は、これまでに30数カ国を訪れ、「美と友好の使者」、「世界6億人の身障者の代表」と讃えられています。芸術団は11日夜、北京保利劇場で華麗な舞台を披露しました。

 芸術団の演目の定番は、世界中を魅了した舞踊「千手観音」です。耳の不自由な女性12人が呼吸を一つにし、しなやかに観音様の美しさと優しさを見事に表現しています。きらきらと輝く金色の衣装、リーダーの穏やかな表情、12人の手による造形などが、幻想的な世界を作り上げています。「千手観音」の舞踊はこれまで日本でも度々公演を行い、好評を博しています。

 「私の夢」と題するこの公演の18の演目には音楽、舞踊、ミュージカル、京劇などが含まれています。出演者はアジア色豊かな芸術で、北京パラリンピックの開催に喜びの気持ちを表しました。

 ステージに最初に登場したのは、耳の不自由な北京連合大学の女子学生による手話の詩歌です。「夢を持って、前へ進みたい。暗闇の中で明るさを見つけ、音のない世界で美しいメロディーを作りたい」の一つ一つの言葉が人々の心を打ちました。

 目の不自由な兄弟による合唱です。兄の楊海涛さんはパラリンピックの開会式でも歌を披露しました。弟との共演によるこの歌のタイトルは、「神様、あと500日下さい」といいます。迫力のある歌声で、会場の盛り上がりはピークに達しました。

 「三岔口」という京劇の有名な演目です。京劇は中国オペラとも呼ばれ、中国の国宝です。この演目は役者の動きが激しいことで人気があります。出演は耳の不自由な二人の人、伴奏は目の不自由な人たちがそれぞれ担当しました。

 名曲が流れてくると、耳の不自由な出演者たちがルンバを踊りだしました。これは当日のステージを飾った最も情熱溢れる演目でした。耳が聞こえないにも関わらず、流れている音楽にぴったりマッチしたそのダンスには、言葉に表せないほどの感動がありました。

 公演は、胡錦涛国家主席をはじめとする国の指導者たち、国際パラリンピック委員会のクレイヴァン会長、国際オリンピック委員会のサマランチ終身名誉会長などが観賞しました。その中で、胡錦涛主席は耳の不自由な出演者に手話で「ありがとう」と感謝の言葉を述べました。胡錦涛主席の手話は出演者全員を暖かく励ましたことと思います。

 (閣)














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