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タイ各政党、組閣に奔走
   2008-09-11 15:17:47    cri














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 タイ議会下院は、12日午後、首相指名選挙を行うことになりました。現在、タイの各政党は組閣や首相候補について、検討を行っています。

 タイ議会の下院第1党の「国民の力党」は、新内閣の組閣に努め、現在の連立内閣を維持する目標を立てています。10日、「国民の力党」のソムチャイ副党首、スラポン事務局長、ソンパン副党首は、それぞれタイ愛国党のバンハン党首や人民党のスノ党首と交渉を行い、連立内閣への参入を打診して、肯定的な答えを得ました。タイ愛国党のバンハン党首は、「国民の力党」が組閣の中心になることを支持し、国家情勢を安定させるため、「国民の力党」の立てる首相候補が適切に和解と矛盾の解決に努力すべきだと訴えました。人民党のスノ党首は、人民党は『国民の力党』が主動する連立内閣の組閣に引き続き参入すると表明したものの、政治危機を悪化させるとして、サマック前首相の再任に反対しました。

 中道主義党のアヌンワン主席も、入閣の要請を受けました。中道主義党は緊急会議を開き、その後、「中道主義党の執行委員会と議員は『国民の力党』を中心とする連立内閣に参入することで一致した」と発表しました。また、アヌンワン党首は、「『国民の力党』から誰が首相に立候補しても、党として応援する」と語りました。

 国家貢献党の報道官は、この日、「連立内閣に参加することで党内は一致した」とするとともに、「一部の議員は、サマック前首相が立候補すれば、棄権票を投じると明言した」と語りました。

 「国民の力党」のスラポン事務局長は10日夜、『国民の力党』は他の与党と共に11日に連立内閣の組閣を正式に発表すると明らかにしました。

 新内閣設立のほか、首相の候補者選出も注目を集めています。『国民の力党』の報道官は9日、再びサマック前首相が立候補すると語りました。しかし、10日の各党派の反応から見れば、サマック前首相の再度の立候補には多くの反対があることが分かりました。

 今の所、『国民の力党』は、まだ最終的に首相候補を決めていません。スラポン事務局長は、近日中に会議を開き検討すると語った上、候補者は必ず『国民の力党』出身者にすると明言しました。サマック前首相が反対され、本人も立候補を辞退することを考慮して、『国民の力党』内部ではそれ以外の3人の候補者を出しました。候補者は、ソムチャイ副党首、スラポン事務局長、ソンパン副党首です。

バンコクの首相府で半月に渡って座り込みを続ける『市民グループ連合(PAD)』は、サマック前首相の辞任以外に、『国民の力党』が内閣から退出することを求めているため、誰が立候補しても、タイの情勢が落ち着くことがないでしょう。

 タイ議会の唯一の野党、民主党のアピジ党首は、「社会矛盾と政治危機を少しでも和らげるためには、首相以外の下院議員を社会各界の人にする必要がある」と提言し、「支持が得られれば、いつでも首相に就任する覚悟がある」と語りました。

 微妙な国内情勢のもと、誰がタイの次期首相になるのか、今のところ明らかではありません。(翻訳:李軼豪)

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