パキスタンの大統領選挙が6日行われ、パキスタン人民党のザルダリ共同総裁が当選しました。
開票の結果、ザルダリ氏は投票総数702票のうち481票を獲得しました。ほかの候補者、イスラム教徒連盟シャリフ派のサイード・ザマン元最高裁長官とイスラム教徒連盟カイデアザム派のムシャヒド・フセイン党幹事長の得票数はそれぞれ153票と44票でした。
ザルダリ氏は当選後、「議会は最高の権利機関であり、大統領は議会の決定に従う」と表明しました。一方、イスラム教徒連盟シャリフ派を率いるシャリフ氏は「新しい大統領は中立を保ってほしい」と述べました。
欧州委員会のバローゾ委員長はこの日ザルダリ氏に祝賀の意を表し、「EUはパキスタンの民主化プロセスを支持し、双方のパートナー関係の増進を期待している」と強調しました。またフランスのサルコジ大統領も祝賀の書簡を送りました。(翻訳:ooeiei)
|