8月25日から30日まで、中国の胡錦涛国家主席は韓国、タジキスタン、トルクメニスタンの3カ国を歴訪し、上海協力機構のドゥシャンベサミットに出席しました。随行した楊潔チ外相は29日、記者のインタビューを受け、「胡錦涛主席の今回の訪問は善隣友好を堅持し、相互信頼を深め、互恵共栄を求める訪問だった」と述べました。
北京五輪が24日円満に閉幕した後、胡錦涛主席は韓国、タジキスタン、トルクメニスタンへの歴訪を始めました。訪問期間中、胡錦涛国家主席は関係国の首脳と会談し、二国間関係や共に関心を寄せる国際問題や地域問題について意見を交換して、多くの共通認識に達しました。
楊潔チ外相は、「胡錦涛主席の訪問はこれらの国との関係を強化し、上海協力機構加盟国間の協力を促進し、地域の平和と安定を維持する上で重要な戦略的意義がある」と述べました。
楊潔チ外相は、「訪問は中国と3カ国による多分野での協力を強化し、3カ国との善隣友好関係を強固にした。訪問期間中、中国は3カ国とそれぞれ、『中韓共同コミュニケ』『中国・タジキスタンの善隣友好協力関係に関する共同声明』『中国・トルクメニスタン共同声明』に調印したほか、経済貿易、科学技術、金融、省エネ、エネルギーなどの分野の30件余りの二国間協力文書にも調印した」と語りました。
また、楊潔チ外相は「今回の訪問は上海協力機構の持続的発展を推進した。ドゥシャンベサミットで、胡錦涛主席は中国の主張と提案を示し、上海協力機構の次の段階の発展と協力の方向、相互関係、対外交流の基本的立場などで新たな共通認識に達した。サミット期間中、胡錦涛主席はロシアのメドベージェフ大統領、キルギスのバキエフ大統領ともそれぞれ会談し、二国間関係や共に関心を寄せる問題について意見交換し、相互の理解と信頼を強め、互恵協力を促進した」と評価しました。(玉)
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