スペインの首都マドリードの空港で20日午後、航空機が離陸に失敗し、炎上した事故で、同国国営メディアの報道では、20日午後11時までの時点で153人が死亡し、19人が病院で手当を受けています。負傷者の多くは重傷を負っているということです。
空港側の話によれば、事故の原因はエンジントラブルと見られるということです。事故原因の調査に協力するため、米ボーイング社は、スペインに調査チームを派遣すると発表しました。
事故を受けてスペインのサパテロ首相は、休暇を切り上げ、救助活動を指揮するため現地に向かいました。マドリード市当局は、21日、市民全員で犠牲者に5分間の黙祷を捧げることにしています。(翻訳:鵬)
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