中国の李克強副首相は15日、五輪観戦のために北京入りしたタイのサナン副首相とアメリカのマイクロソフト社のビル・ゲイツ会長とそれぞれ会談しました。

　サナン副首相と会談した際、李克強副首相は、「中国とタイは、政治的な相互信頼を保っており、各分野における互恵協力が絶えず拡大され、国際と地域の問題での協調と協力も日増しに密接になっている。中国はタイと共に、両国の戦略的協力を強化し、互恵と共同発展を実現させ、両国国民に利益をもたらすことに努力していきたい」と述べました。

　これに対し、サナン副首相は、「タイは一貫して、両国の友好関係の前向きな発展を推進していきたい」と語りました。

　また、李克強副首相はビル・ゲイツ会長と会見した際、「中国は、マイクロソフト社を含む世界で著名な企業と協力を強化し、中国の情報化建設を促進し、共同の発展を実現させたい」との考えを示しました。

　ビル・ゲイツ会長は、「マイクロソフト社は、中国との協力を拡大していく」と表明しました。

　（翻訳：洋）