改定後の「中国外貨管理条例」が、6日、北京で発布されました。改定後の管理条例は従来に比べ、人民元為替相場の形成メカニズムをさらに改善していることが明らかになっています。
中国では、3年前に、人民元為替相場形成メカニズムについて、ドルを唯一基準とするのではなく、弾力性を持つメカニズムにするため調整を行いました。さらに今回の改定では、人民元為替相場は市場需給に基づき、管理された変動相場制を実施する方針を明確に打ち出しました。
また、国家間流動資本に対する監督管理を強化することや、外貨資金の違法流入などに対して処罰を強化する内容を組み入れているということです。(翻訳:閣)
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