4日付「人民日報」海外版がインターナショナル・データ・コーポレーションの報告として伝えたところによりますと、中国のアウトソーシング市場の規模と成熟度はいずれも高い水準の勢いを保っており、2012年には市場規模が90億ドルに達する見込みだということです。
サービスアウトソーシングとは、後方事務や顧客サービス、研究開発、コンサルティングなど企業の周辺業務を他国の会社に外注、委託するものです。アウトソーシング業務を受けいれることは、迅速な自主開発能力と国力の向上を目指す新興発展途上国にとって非常に重要な意義があります。
中国のサービスアウトソーシングは2000年にスタートしました。統計データによりますと、去年、中国のソフト分野でのアウトソーシング業務は19億7000ドルに達し、前年より4割増えたということです。中国政府は、2010年までに全国で10ヶ所、国際競争力のある拠点を設置するとしています。(翻訳:katsu)
|