「北京青年報」が伝えたところによりますと、国家文物局の張柏副局長は28日、BIMC・北京国際メディアセンターで記者のインタビューを受けた際、「中国は来年までに、1200箇所の国有博物館を全部無料化する予定だが、北京の故宮や西安の兵馬俑などの古代建築物や遺跡はこの中に含まれていない。ただし、その入場料を値下げする可能性がある」と話しました。
その中で、張柏副局長は「今年3月末に、全国で博物館無料化制度が実施されて以来、無料化された館数は合わせて600箇所に上っている。また、見学した人の数は2300万に達し、去年の同じ時期に比べて2倍あまりになった。博物館の貢献率は大いに高まっている」と語った後、「個人経営の博物館や業界および企業が管理する博物館は無料化対象になっていないほか、国有博物館のうち、遺跡や古代建築など重要な国宝に対しては引き続き有料制度を実施するが、その料金を値下げする可能性はある」と説明しました。
|