2日間にわたって開かれる「2008年汎北部湾経済協力フォーラム」が30日、中国南部の広西チワン族自治区北海市で開幕しました。
「中国・ASEANの新しい経済成長と意志疎通、協力、繁栄を目指す」をテーマにしたこのフォーラムには、中国政府の要人やASEAN ・東南アジア諸国連合加盟国の政府要人、国内外の研究機関や企業、金融機関の学者、代表、及びアジア開発銀行など国際機関の代表らが出席しています。会議では、世界の経済発展のバランスが取れない状況の下で、汎北部湾地域の経済協力、協力の重点、方針、及び広西北部湾経済区の開放、開発などについて討議することになっています。
汎北部湾経済協力区には中国、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ブルネイなどの国が含まれ、中国・ASEAN 自由貿易区の重要な一部分です。汎北部湾経済協力区を中国・ASEAN自由貿易区での重要な地域協力として推進するため、2006年から広西チワン族自治区政府は中央部門及びアジア開発銀行などと共同で、年に一回汎北部湾経済協力フォーラムを開いています。(翻訳:董)
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