開発途上国の中でも特に発展が遅れている後発開発途上国(49カ国)では、経済が急速に発展している一方、貧困人口が依然として増加しています。
国連貿易開発会議が17日に発表した報告書によりますと、後発開発途上国では、2005年と2006年の経済成長率がともに7%を超えたものの、人口の急速な増加により貧困層が依然として多く、1日の所得が2ドル未満の人は全体の4分の3も占めているということです。
報告では、去年からの食糧価格の急騰により、後発開発途上国では食糧生産コストが上がり、国民生活の改善で取れた小さな進展が破壊される恐れがあると指摘しています。(翻訳:鵬)
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