中国外務省の劉建超報道官は16日、北京で「アメリカは偏見を捨てて、中国の宗教の自由の状況を客観的かつ公正に見るべきだ」と表明しました。
報道によりますと、アメリカのブッシュ大統領は14日、ホワイトハウスで行われた『国際宗教自由法』実施10周年の記念活動で談話を発表しました。談話の内容は、いわゆる中国の宗教自由などの問題に触れ、「アメリカは中国で宗教の自由を求めた人を覚えている」述べました。
この談話に対して、劉建超報道官は「中国は法治国である。中国政府は、法によって宗教信仰の自由を含む公民の基本権利を保護している。これは誰でも分かる事実である。そして、法律の前ですべての人が平等で、誰の言行も国家の法律に背くことができず、国家の安全と社会の安定にも危害を与えることもできない。偏見を捨て、中国の宗教自由の状況を客観的かつ公正的に見るよう願う。関連問題を利用して中国の内政に干渉するのをやめるようアメリカに求める」と語りました。
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