河南省の洛陽市政府は、「龍門石窟は、イタリア政府から提供された200万ユーロの貸付金を利用して、国際先進レベルに達する機器設備をそろえた保護実験室の建設を目指している」と明らかにしました。10日、このプロジェクトの調印式が龍門石窟で行われました。
洛陽の龍門石窟は、中国の四大石窟の一つで、6世紀前後から建設が始まり、隋王朝や唐王朝を含めて500年近くかけて完成されたもので、2000あまりの洞窟に10万あまりの仏像が保存されています。
国務院からは、1961年に国家重要文化財に、1982年に全国第一群国家景勝地にそれぞれ指定されました。2000年11月には、ユネスコの「世界遺産リスト」に登録されました。(翻訳 朱丹陽)
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