中国科学院大気物理研究室によりますと、中国では今、自然界で発生する雷のエネルギーを回収するロケットの開発が行われています。成功すれば、雷の電気エネルギーを収集できるようになると見られています。
それによりますと、このロケットは稲光にぶつかる瞬間に、そのエネルギーを収集し、専門の装置を通して地上収集システムに送ります。現在、国家気象部門と国家電力会社の協力で、このロケットの研究開発が行われています。
地球上では、毎日数百万回以上の雷が発生し、それによる稲光は一回だけで100億キロワットのエネルギーを放っており、これは大型水力発電所の数千倍の発電量に当たるということです。
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