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中国外務省の劉建超報道官は12日、北京で、「中国は政治的対話と交渉により、妥協と協力を求めることこそ、ジンバブエの困難を解決するたった一つの正しい道だ」と述べました。
北京時間の7月12日、中国、ロシア、南アフリカ、リビア、ベトナムが反対票を投じたため、国連安保理はジンバブエに対する制裁決議案を採択することが出来ませんでした。
記者からの質問に答えた際、劉建超報道官は、「中国は、関係者が政治対話と交渉により、妥協と協力を求めることこそ、ジンバブエが今、直面している困難を解決できるたった一つの正しい道だと認識している。国際社会はそのため、建設的な協力を提供し、また、対話の雰囲気にマイナスの影響を及ぼす行動を避けるべきだ」と述べています。
劉建超報道官はまた、「中国は、ジンバブエ各派が国の安定と人民の利益を重んじ、アフリカ連盟と南部アフリカ開発共同体(SADC)の斡旋により、民意と政治の現実に合う解決方法でいち早く合意できることを期待する」と述べました。(翻訳:Yan)
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