北京市郊外の順義区にある病院で、北京五輪のボランティアらが7月4日、無料で子供たちの身体検査をしたり、パンフレットを配って健康を呼び掛けるなどの活動をしましたが、そこを通りかかった女性の深い「お辞儀」写真が話題となっています。
ボランティアステーションでブルーのポロシャツに身を包み、業務に励むボランティアたち。その様子を見ていた一人の女性がかけよってきました。
「ここで一日中ずっと立っているの?疲れるでしょう。」張麗麗さんはそう言うと、「ありがとう!」と言いながら、深々とお辞儀をしたそうです。
この瞬間を撮影した写真がメディアに載り、読者から大きな反響がありました。「一体何があったの?」「なぜボランティアに頭を下げているのか?」など。
「お辞儀をしたのはボランティア達に感謝の気持ちを表したかったから」と張麗麗さんはいいます。順義区の幼稚園で園長を務める張さんは「幼稚園ではいつも子供たちに、"感謝の気持ちを表すこと"を教えている。それを実践しただけ」
しかし真夏の太陽が降り注ぐ中、ボランティアに励む若者たちには最高の「清涼剤」となったことでしょう。(翻訳:張卉)
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