日本の洞爺湖で開かれているG8サミットは、8日午後、「世界食糧安全保障に関する特別宣言」を発表し、「新しい努力目標を立て、あらゆる可能な対策を取って、世界の食糧価格高騰が招いた多くの危機に対応していく」ことを強調しました。
発展途上国への今後の援助策について、宣言には、「現在の農業への援助や投資が減少している状況を改め、発展途上国への農業援助を大幅に増やすこと。アフリカの農業開発計画実施に対して、支援をすること」などが盛り込まれています。
さらに、宣言は、「バイオ燃料の持続可能な生産と食糧の安全保障の双方に配慮し、非食用植物による次世代のバイオ燃料の開発や商業化プロセスを加速していく必要がある」と強調しています。(翻訳 朱丹陽)
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