アメリカは3日、国連安保理にジンバブエに対する制裁決議案を提出しました。
安保理の15の理事国はこの日、ジンバブエ情勢について非公開の会議を行いました。会議の後、アメリカのザルメイ・ハリルザド国連常駐代表は「アメリカは、制裁措置によってジンバブエが協力的態度を取ることを促し、選挙の合法性問題を解決することを希望する。アメリカは、安保理が来週この決議案を採択することを希望する」と述べました。
決議案の中で、アメリカはジンバブエに対して、兵器の輸送禁止やムガベ大統領と11人の高官の渡航禁止と資産凍結などの制裁措置を取るよう安保理に提案しました。また決議案は、関係各方面と実質的な政治対話を行い、アフリカ連合など地域組織や国連の仲裁に協力するようジンバブエ政府に要求しました。(翻訳:katsu)
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