中国西北部にある青海省の気象科学研究所によりますと、青海湖の水面はこの3年連続して上昇しています。
チベット高原の北東側にある青海湖は中国内陸最大の塩湖であり、世界でも最も重要な湿地、それに世界の気候変動では敏感な地区とされ、チベット高原北東部の生態環境を維持できる重要な水源でもあります。
数年前、気候変動や人的活動の影響で、青海湖の水面が小さくなり水位が下がりました。これを受けて関係当局は、青海湖流域の整備を強化し、人工降雨などの措置を通じて、この流域の生態環境を改善してきました。こうして2004年以来、青海湖の水面は拡大しつつあり、2006年には88平方キロに拡大され、2007年にはさらに130平方キロが拡大されました。(翻訳:董)
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