胡錦涛国家主席は25日午前、オリンピックを控え、北京南駅、首都国際空港第3ターミナルと空港レールなどの関連輸送施設を視察しました。
北京五輪に向け天津で反テロ演習
中国の国家反テロ演習は24日から25日まで2日間にわたって、北方都市の天津で行われました。孟建柱公安相はこの演習を見学し、天津の五輪競技場を訪れ、セキュリティ状況を視察しました。
孟建柱公安相は、「五輪の安全確保、特に反テロ活動は、五輪の成功を保障する上で重要なことである。演習は、その内容が五輪開催期間中の反テロ実戦にふさわしく、大成功だった」とした上で、「これからは、五輪のセキュリティ確保に関する具体案を詳しく作り、五輪の安全開催を確保すべきである」と強調しました。(翻訳:KH)
五輪競技場、預かり所設置せず
北京オリンピックの各競技場では、預かり所を設置せず、安全検査係も観客の持ち物の保管を行わないことが24日、北京市公安局により明らかになりました。
北京市公安局によりますと、去年、五輪テストを兼ねた一連のスポーツ大会「グッド・ラック北京」で、北京では、42種目の競技が行われました。これらの競技が行われた国家体育館や五棵松スタジアムなどの競技場37ヶ所と朝陽体育館などの訓練場19ヵ所で合わせて113ヶ所の安全監査場が設けられ、禁止物品34491点が検出されました。
北京市公安局の責任者は「7月18日から、7600人のボランティア安全検査員が全てのスタジアムで、最終的な安全訓練に入る」と明らかにしました。
なお、長い柄の傘や飲み物、ライターなどの携帯は、全ての競技場で禁止されるということです。(翻訳:董)
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