14日、日本の東北地方で起きたマグニチュード7.2の岩手宮城内陸地震で犠牲となった人が9人に達し、このほか、200人あまりが怪我し、十数人が行方不明のままです。これまで、救助により、少なくとも230人が救出されました。
震源地付近の岩手県一関市では、自衛隊と消防関係者が237人の被災者を救出し、このほか、100人あまりが徒歩で危険地帯を歩き出したということです。
関係筋によりますと、一関市のインフラ施設は地震でそれほど大きく損壊は受けていません。15日午前までに、市内の電力供給がすべて回復され、断水世帯も27軒にまで減り、県内の交通が14日の当日に復旧されました。
共同通信によりますと、宮城県栗原市などでは、千人以上の救助隊が15日午前になっても、16人の行方不明者を探し続けています。
中国外務省の姜瑜報道官は14日、岩手県で地震が起きてから、温家宝首相は福田康夫首相に慰問の電話をかけたと明らかにしました。
日本気象庁によりますと、これまでのところ、すでに160回あまりの余震が起き、余震は今後一週間もまた続くとのことです。(翻訳:Yan)
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