中国の胡錦涛国家主席は11日北京で、スーダンのタハ副大統領と会談しました。
席上、胡錦涛主席は「ダルフール問題を早期に解決するため、中国は関係方面との協議や協調を強化して、引き続き建設的な役割を果たしていきたい」と述べたあと、「相互尊重、真摯な友好、平等互恵に基づいて、両国の長期的かつ安定した友好協力関係を発展させることは中国政府の一貫した方針である。中国はスーダンとの政治対話と交流を強化し、各分野における実務協力を拡大していきたい」との考えを示しました。
これに対して、タハ副大統領は「両国の友好協力を発展させることは、両国国民の共通した利益に合致する。スーダンは、ダルフール問題を解決するため、今後とも国連やアフリカ連合と積極的に協力していく」と語りました。
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