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韓国 全内閣が辞意表明
   2008-06-11 17:18:03    cri













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 韓国の韓昇洙(ハン・スンス)首相は10日、全閣僚を代表して李明博(イ・ミョンバク)大統領に閣僚全員の辞意を伝えました。

 また、これ以前の6日、李明博(イ・ミョンバク)大統領の秘書官7人が辞意を表明しました。

 李明博(イ・ミョンバク)大統領が就任してからわずか100日余りですが、内閣改造が取りざたされ、国民の支持を回復できるか疑問視されています。

 韓国はアメリカ産牛肉の第3位の輸出先ですが、2003年にアメリカで牛海綿状脳症の感染が明らかになり、韓国はアメリカ産牛肉の輸入を中断しました。

 アメリカ議会は韓国との自由貿易協定の批准を求め、牛肉輸入の再開を韓国に要求しました。

 この4月の総選挙ではハンナラ党が圧勝しました。

 韓国とアメリカは4月18日ソウルで牛肉の輸入再開をめぐる協議を行い、合意に達しました。

 しかし、アメリカ産牛肉の輸入再開に対し、韓国の一部のメディアと市民団体は牛海綿状脳症の感染に懸念を感じています。

 5月初旬から、ソウルをはじめ、韓国の都市ではアメリカ産牛肉の輸入再開に反対する大規模なデモや集会が相次いでおり、今月10日夜の集会にはおよそ100万人が参加しました。

 これを受け、韓昇洙(ハン・スンス)首相は「アメリカで牛海綿状脳症の感染が再びあれば、輸入を中断し、国民の健康を守っていく」と述べました。

 また、李明博大統領は国民に謝罪し、「生後30カ月以上の牛の肉は輸入しない」と約束しました。

 しかし、この後、大統領の秘書官と一部の閣僚が辞意を表明し、政府と与党ハンナラ党はそれぞれ代表を派遣し、牛肉輸入再開をめぐってアメリカ側と協議しています。

 しかし、この問題で李明博大統領への国民の支持率は就任当初の60%から現在の20%に急落しました。

 多くの市民は「政府は民意を顧みず、独断専行を行った。アメリカとの牛肉輸入再開協定は屈辱である。国民の健康を守るために、アメリカとの再交渉が必要だ」と要求しています。

 野党側も「政府は国民の健康を重視していない」と批判しています。

 韓国の国内メディアによりますと、李明博大統領は威信を回復するため、大統領府の秘書室と閣僚の更迭人事を実施しました。

 世論は「大統領は内閣改造を徹底し、能力、モラル、求心力のある人を起用すべきだ。また、社会と頻繁に広範な交流を行い、民心を収拾し、政府の求心力を回復して、困難を乗り越えるべきだ」としています。

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