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露大統領、その外交政策を展開
   2008-06-09 16:00:22    cri











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 3日間にわたって開かれていた第12回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムが8日閉幕しました。このフォーラムで、ロシアのメドベージェフ大統領は当面の世界の金融危機と食糧危機、およびエネルギー政策と経済政策などについて重要な談話を発表しています。これについて関係者は、メドベージェフ大統領が、就任後まもなくカザフスタン、中国とドイツを訪問したこと、それにサンクトペテルブルク国際経済フォーラムでその政策を表明したことは、メドベージェフ大統領がプーチン前大統領の外交政策を継続していることを意味すると見ています。

 メドベージェフ氏は、大統領就任後まもなくカザフスタン、中国とドイツを訪問しました。ロシアは独立国家共同体との関係をこれまで重視しており、中央アジア地域で最も実力のあるカザフスタンを訪問したことは、ロシアが中央アジア地域を重視していることを表明しています。このほか、ロシア自身の経済発展、あるいは国際情勢から見ても、ロシアにとって中国との関係は無視できません。ここ数年、ロシアと西側諸国との関係が緊張しているため、ロシアはアジア諸国との関係の重要性を感じています。このことから、メドベージェフ大統領は、最初にアスタナと北京を訪問したのです。このことはロシアのこれまでの外交政策、すなわちプーチン大統領時代の外交政策が継続されていることを意味します。

 カザフスタンと中国での訪問を終えてから、メドベージェフ大統領はドイツ訪問に向かいました。ロシアにとって、ドイツは最も重要な貿易パートナーですが、ロシアはまた、ドイツにとっては最も重要なエネルギーの供給国となっています。そして両国は国際問題と二国間関係では同じか、または似通ったな立場をとっています。ですから、ロシアにとって、もしドイツという伝統的なパートナーとの関係をさらに発展できれば、アメリカのミサイル防備配置の問題、WTO加盟などの問題をめぐる交渉の推進では、強い支持を得ることになります。

 訪問に先立って、メドベージェフ大統領はアメリカのブッシュ大統領、ドイツのメルケル首相を含む西側諸国の指導者と会談を行いました。このことについて、関係者は「メドベージェフ大統領は外交政策では西側諸国とアジア諸国とのバランスを取っている」と見ています。

 ところで、ロシアの対アメリカ政策は人々の注目を引いています。閉幕したばかりの第12回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、メドベージェフ大統領はアメリカの経済発展でのアンバランス状態を非難しました。そしてアメリカの大統領選挙がまもなく行われることから、ロシアの対アメリカ政策はまた変わるかもしれないと専門家は見ています。

 これについて世論は「ロシアが日増しに強大になっていくにつれ、その外交政策も戦略的なものになってきた。しかし、国際環境はかなり複雑化しているため、メドベージェフ大統領にとってその外交政策の実施は大きなチャレンジとなっている。もし、メドベージェフ大統領が現行の外交政策を実施し、また、新しい関連政策を適時に制定していけるなら、ロシアは国際問題で唯一の役割を果たすに違いない」と見ています。

 (06/09 翻訳:Yin)

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