四川大地震の発生後、保険金の支払いが急速に増えていることを受けて、中国保険監督管理委員会の呉定富議長は29日、保険会社に対し「契約を順守し、信用を守り、保険約款の責任範囲内であれば、保険金を支払うべきだ」と要求しました。
呉定富議長は29日、保険会社の責任者会議を開き、地震関連の保険金交付対策を制定しました。具体的には、「地震で保険に加入した家族すべてが亡くなった場合、合法の受益者を探し保険金を支払うこと。保険契約書が紛失したか破損した場合、保険申請者が提供したデータが、保険会社の関連契約書と合致すれば、保険会社は保険金を支払うこと。また、被災地の生産回復と緊密につながる政策的な農業保険などは、支払われるべき保険金の全額を適時に支払うことだ」としています。
中国保険監督管理委員会は、被災地の保険作業を指導するため、専門グループを現地に派遣するということです。
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