2008年懐柔湯河川満州族民俗風情祭に関する記者会見が26日、北京で行われました。会見では、北京市の無形文化遺産の「二魁相撲」が注目を集めました。「京華時報」が伝えました。
今年の懐柔満州族風情祭は来月7日から22日にかけての休日に、北京の懐柔県で行われます。今回の見どころは、「二魁相撲」です。本来、女人禁制ですが、王淑芳をはじめとする女性演者がすばらしい演技を披露します。
「二魁相撲」は満州族の伝統的な民間芸能で、100年余りの歴史を持っています。古くから、毎年行われる祭り、特に旧正月(春節)には、必ず披露されてきました。「二魁相撲」は1人で2役を演じるもので、体力や知力、敏捷性などが必要とされます。演者の背中に木の棒をあてて、そこに満州族の衣装をまとった2体の人形を固定します。2体の人形は、がっぷり四つに組んだ相撲とりの姿をしています。演者の両足は1体の人形の両足に、両手はもう1体の人形の両足につながっています。両手と両足をたくみに動かし、ユーモアあふれる相撲の対戦を表現します。(翻訳:katsu)
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