ロシアのメドベージェフ大統領は、中国の胡錦涛国家主席の招きに応じて、2日間にわたり中国を公式訪問するため、23日、北京入りしました。メドベージェフ大統領の今回訪問は、四川大地震の発生を受けて、ロシアが中国にいち早く救援物資を送り、救助チームと医療チームを派遣したあと行われたのです。
23日、胡錦涛国家主席とメドベージェフ大統領は、北京の人民大会堂でロシア救助チームの3人の隊員と会見しました。胡錦涛国家主席はこの救助チームの活動を高く評価し、「あなたたちは疲れを忘れ危険を恐れず、被災者の捜索と救助に全力をあげ、127時間も生き埋めになっていた中国人女性を救い出した。これは人道主義の偉大な精神を表しただけでなく、中国人民に対するロシア人民の友情を表した。私は中国人民を代表して、心から感謝する」と述べました。
ロシア救助チームの隊員はこれに深く感動し、「この会見はロシア救助チームの活動に対する最高の評価であり、私たちは非常に誇りを感じてる」と語りました。隊員のコルネーエフさんは、「地震で大きな被害を受けた人々に深い同情を寄せ、被災地の人々が我々の救助作業を支援してくれていることに感謝する。ロシアと中国の国民の友情が長しえに続くことを願っている」と語りました。
両国元首の会談後、中露双方は重要な国際問題に関する共同声明を発表し、より幅広い分野から中露間の戦略的協力パートナーシップの意義を説明しました。
この共同声明は、世界の新しい秩序、安全と安定、国際社会が迎える新しいチャレンジと脅威などについて両国の立場を表明し、新しい時期に中露両国が調印したまた一つの重要な文書です。この共同声明について、メドベージェフ大統領は、「対外政策分野の双方の対話を高く評価する。共同声明の調印はこの対話の良好な具現であり、ミサイル配備などを含む差し迫った問題についての両国の立場を明らかにした」と述べました。
胡錦涛国家主席は、「双方は国際問題についてまた一つの重要な文書を発表し、当面の重要な国際問題や地域問題に対する双方の見解と立場を明らかにした。また、さまざまな世界的なチャレンジに対応し、恒久な平和を維持し、繁栄し調和の取れた世界を築き上げるため共に努力するよう国際社会に呼びかけた」と話しました。
メドベージェフ大統領は、このほか、地震によって被災地の多くの人が亡くなり、大きな財産的損失が出たことについて、中国の政府と人民に再び同情の意を示し、慰問を表明しました。
「私たちは、中国人民の力強い精神に敬服し、中国の中央政府と地方政府が救済で払った努力に敬意を表する。地震発生後、ロシアはただちに被災地に救援物資と医療チームを送った。ロシア側は、これからも必要な援助を提供したい。私が強調したいのは、友とはどんなときでも苦楽を共にしていくべきだということだ」と話しています。(董)
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