EU・欧州連合の各加盟国の農業相は19日、ブリュッセルで会議を開き、国際の食糧価格が高騰している中、EUは食糧価格を安定させる対策を講じる必要があることで一致しました。
EU委員会のマリアン・フィッシャー・ボエル農業担当委員は「高い食糧価格に対応するため、環境が受け入れられる範囲内で、EUは出来るだけ農作物の生産量を増やすべきだ」と述べました。
会議を主催するEUの輪番議長国であるスロベキアのイズトク・ジャルコ農業・林業・食品担当は「EUは、市場を安定させる対策を講じ、特に、市場への関与を考える必要がある」と述べた上、EUの現在の食糧備蓄に配慮する意志を表しました。
しかし、具体的方法については、各国に大きな食い違いがあるため、具体策を打ち出すことはできませんでした。(翻訳:katsu)
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