17日午後2時までに、四川大地震で死亡した人は2万8881人に上り、20万人近くがケガをしました。
国務院地震救援指揮部の指示を受け、国務院報道弁公室は17日午後4時、四川大地震の救援活動の最新状況を発表しました。国務院報道弁公室報道局の郭衛民局長は「現在、救援活動の重点はすでに農村部に移り、1分1秒を争いながら、人の救出活動に取組んでいる。今の所、被災地で重大な伝染病と突発公共衛生事件の報告はない。被災地のインフラ施設は次第に回復し、物資の供給も安定している。16日までに、四川省の被災都市の70%では臨時的な水の供給がほぼ確保されたが、まだ140万人が飲み水に困っている」と述べました。
また、中国衛生省によりますと、16日午後8時までに、合わせて3万4000人の医療関係者が四川省の救援活動に参加しているということです。
なお、日本、ロシア、韓国とシンガポールからの国際緊急援助隊は被災地で救援活動を行っています。(翻訳:katsu)
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