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合同取材団、被災地入り
   2008-05-17 14:50:33    cri











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 中国の四川省で大地震が発生して以来、世界の主要メディアは、ただちに被災地の状況や中国の救援活動について報道しています。中国政府は、地震の状況をより多くの人に伝えてもらおうと、内外のメディア20社に取材の要請を出しました。その結果、合同取材団が結成され、15日夜、現地に向かい、16日から取材を始めました。

 この取材団は、海外からはドイツのDPA通信、イギリスのロイター通信、アメリカの「ニューヨークタイムズ」、中国からは香港、マカオ、台湾の新聞社やラジオ、テレビ局のほか、中国国際放送局、中国新聞社、「中国日報」など合わせて20のメディアからなっています。

 合同取材団は16日、被害の大きい徳陽市や綿竹市などを訪れ、現地の被災状況や被害者の避難状況を取材しました。道路沿いに黄色の麦畑や緑の田んぼが広がっているのとは対照的に、家屋などが崩壊してがれきの山になっています。また、ときどき地震で亡くなった人の遺体が運び出されます。この場面を目の当たりにした記者らは、驚きと悲しみに見舞われています。ロシアのタス通信のソロビエブさんは、この災害に非常に悲しみを感じていると次のように話しています。「本当に大きな災難である。これほど大きな地震災害を見たのは、初めてだ」と語りました。

 また、ドイツの新聞社に勤めている日本人記者の山本知佳子さんは、日本という地震が頻繁に起きる国から来たが、この地震の規模の大きさに驚いたと述べました。山本さんは、「日本は、よく地震が起きるのである程度慣れているが、しかし、今回の地震は本当に怖い」と話しました。

 16日、地震の発生から4日目となり、地震発生から72時間という人命の救助に大事な時間が過ぎましたが、救助隊は少しも諦めることなく、全力をかけて生存者の捜索を続けています。合同取材団の記者らは、このことに感動しています。フランスの週刊誌の記者カロリン・ピューエルさんは、「救助隊の皆さんが一致団結して救助活動に全力を尽くしているのを見て、非常に感動した」と語りました。 

 また、ドイツの記者で日本人の山本知佳子さんは、中国政府の対応について、「中国政府の救助活動は迅速で非常によい。瓦礫の中で一生懸命救助を行う人の姿をよく見かける」と述べています。  

 地震が発生した後、中国の温家宝首相はただちに現地に向かい、被害を受けた各地をまわって指揮をとっています。それに続いて胡錦涛国家主席も16日に被災地に入り、被害者を見舞っています。これについてロシア・タス通信のソロビエブさんは、「中国の指導者がただちに被災地に入り、自ら指揮を取っているのを見て、中国政府の救援活動に全力をあげる決意が見られる。温家宝首相などは、休む時間がまったくないように、毎日長い時間をかけて陣頭指揮を行っている」と話しています。

 外国の記者らは、中国の指導者が自ら指揮をとることは、救援に当たる人々や被害者に大きな励みとなると見ています。また、中国のメディアが地震について24時間報道を行っていることは、外国の記者が情報を入手することができて大いに助かっていると述べています。

 合同取材団は17日、震源地のブン川県に向い取材を続けます。(翻訳:鵬)

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