8日の中日青少年友好交流年の開会式の後、訪日中の胡錦涛国家主席と卓球をしていた福原愛選手は、今、早稲田大学スポーツ科学部の在学生です。北京五輪に向けての練習や国際試合で多忙を極める日々のようですが、大学の勉強はどうなっているのでしょうか。早稲田大学の堀口健治副総長に近況を伺いました。
記者 福原愛さんの近況はどうですか。
堀口 元気に頑張っています。世界選手権に出るためには国際試合をこなさないと資格がないので。ホテルでeーラーニング(インターネットを使った勉強)をしなければならず、大学生としての勉強と選手としての活躍を両立させることは大変だと我々に言っています。それでも頑張っているので、我々も応援しています。レポートもちゃんと出しています。大学のキャンパスに出てくるチャンスが少ないですが、インターネットなどの形でぜひ勉強する機会を作ってほしいです。
記者 北京オリンピックに向けて頑張っているようですね。
堀口 ぜひ、頑張ってもらいたいと思いますし、福原選手の中国語は東北なまりが強いと聞いていますが、そういうことを含めて、若者同士がスポーツを通して交流できるので、非常に意義があると思います。そういう点では、北京でオリンピックを開くのは、単なるスポーツだけではなく、若者交流も含めて、われわれにとって非常に良い機会ではないかと思います。(王小燕)
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