日本を訪問している胡錦涛国家主席は7日、日本の福田康夫首相と会談を行い、「戦略的互恵関係の全面的な推進に関する中日共同声明」に調印しました。これに対し、日本のメディアは前向きな評価をしています。
『朝日新聞』は8日論評を発表し、「『共同声明』は両国が世界の平和と発展に大きな責任を担い、重要な国際問題で協調を保つ大切さを強調している。これは両国の視野は二国間の友好や関係調整から国際問題の協力まで広がったことを示している」としています。
8日付けの『毎日新聞』は、「『共同声明』は両国が相互信頼関係を築き、国際社会で責任を分担することを認め合った。これは積極的に評価すべきだ」としています。
共同通信社は7日、「『共同声明』は両国がアジア太平洋地区ないし世界で大きな責任を担うことを明確にした。これは双方が国際的な試練に耐えられる日中関係の新しい局面を築く願いを表している」としています。
日本放送協会(NHK)のコメンテーターは7日の番組で、「両国に一部の問題が存在している情勢の下で、胡主席が日本を訪れることは日中友好を発展させる中国側の決意を表している」と述べました。(05/08)
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