ASEAN・東南アジア諸国連合加盟10カ国と中国、日本、韓国の財務相は4日、マドリードでの会議の後、「リスクに直面しているものの、東アジアの経済は勢いよく成長している」との見方を示しました。
ASEANと中国、日本、韓国の財務相は4日、マドリードで会議を開き、地域経済や金融情勢について意見を交わしました。会議の後、声明の中で「世界の経済が困難に直面しているが、東アジアでは景気が拡大している」との見方を示しました。
また「東アジアの経済には、金融市場の脆弱性や、石油、食品価格の上昇によるインフレリスクが主な課題となる」とした上で、「各国政府は、経済の持続的な成長を保つために対応措置を取る必要がある。また、経済の構造改革を急ぎ、地域経済の安定成長を支えるべきだ」と述べました。(翻訳:鵬)
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