北京市の団地では26日、五輪を緑豊かに迎えようと、緑化活動が行われました。
北京市中心部にある「東四奥林匹克(オリンピック)社区」は2002年から地域おこしとして「北京五輪を応援する団地」作りに取り組んでいて、住民の英語・日本語学習やスポーツ大会など、さまざまな活動を行っています。
今日の緑化活動はその一環として行われたもので、住民は一本あたり50元(約750円)を払って、住宅内に植えられた木に自分の名前が書かれたカードをかけることができます。そして今後は、住民自身が、その木の"オーナー"となって世話をすることになります。中には家族6人全員分の木を買い求めた一家もあり、皆そろって水やりをして楽しんでいました。
団地の責任者である袁書記は「こういった(五輪に向けた)活動によって、団地の環境が良くなるとともに、住民が団地を誇りに思い、自信も生まれてきた。今後も8月に向けて、盛り上げていきたい」と語っていました。
|