中国では6月1日から「麻薬禁止法」を実施するとともに、強制労働による麻薬中毒患者の治療を撤廃し、カウンセリングによる治療を強化して行くことになりました。
中国麻薬禁止基金会の陳興友事務局長は、「国務院は『麻薬禁止条例』を制定中だ。中毒患者の状況を考慮しながら、まず、カウンセリングによる治療を行う。そして、患者を隔離せず、住民委員会や郷鎮弁公室や病院などの協力の下で、家庭での日常的な治療を行う。しかし、重症患者に対しては強制的な隔離治療を行う。カウンセリングによる治療期限は3年で、毎年1回行われる検査にパスすれば、治療は終わる」と述べました。(翻訳:董)
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