メコン川流域6カ国経済協力第3回首脳会議が31日、ラオスの首都ビエンチャンで開幕しました。中国の温家宝首相、カンボジアのフン・セン首相、ラオスのブアソーン首相、ミャンマーのテイン・セイン首相、タイのサマック首相、ベトナムのグエン・タン・ズン首相及アジア開発銀行の黒田東彦総裁らが出席しています。
ラオスのブアソーン首相は開幕式で主旨発言をし、エネルギーや環境、インフラなどの分野での地域協力について主張を述べました。ブアソーン首相はこの15年間の協力を振り返って、「メコン川流域6カ国が共通した目標を目指して、発展と融合の面で著しい成果を収めた。お互いに利益をもたらし、共に発展を実現した」と述べました。
今回の会議は、「連帯性を強化、競争力を向上させる」をテーマとしています。中国の温家宝首相は、その後の会議で、メコン川流域6カ国の経済協力及び今後の発展について中国の主張を説明し、また、「各国のインフラの連帯」との議題について発言する予定です。(翻訳:GK)
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