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米露、ミサイル防衛システム配備について交渉
   2008-03-27 14:56:39    cri









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 アメリカとロシアの要人は26日、ワシントンで、アメリカが東ヨーロッパでミサイル防衛システムを配備することについて会談しました。アメリカ国務省が明らかにしたところによりますと、交渉は27日も継続する可能性があります。今回の会談の結果がどうなるかは注目されています。

 会談にはアメリカの軍備管理、国際安全保障担当のジョン・ルド国務次官とロシアのキスリャク副外相が出席しました。これに先立って、両国の外相と国防相は17日と18日の両日ロシアで2プラス2・外務・国防相会議を開きました。会議では東欧でのアメリカのミサイル防衛システム配備計画について討議しました。しかし、結論はまとまらず、26日から会談が再開しました。

 アメリカは去年1月ポーランドやチェコでミサイル防衛システムの配備について交渉再開を提案し、両国はこれに同意しました。しかし、ロシアは強い反発を示し、「これはロシアの安全を脅かすものだ」と指摘しました。

 アメリカのメディアは、「東欧でミサイル防衛システムを配備することは米ロ両国の関係に大きく影響する重大な問題だ」と見ています。

 アメリカのミサイル防衛システムの一部分として、ポーランドで10基の迎撃ミサイルを配備し、チェコで、レーダーを配備します。アメリカは、「このシステムは自国や東ヨーロッパの同盟国をイランなどからのミサイル攻撃から守るためだ」としています。しかし、ロシアは、「これはNATO・北大西洋条約機構の東方拡大策の継続である。このシステム配備によって、欧州における米ロの戦力均衡が破壊され、ロシア軍の動きを監視し、NATOの攻撃力を強化することが出来る。このため、ロシアは、『欧州通常戦力条約』の実施を中止する」と表明しました。

去年10月アメリカのライス国務長官とゲーツ国防長官がロシアを訪れ、ロシア外相、国防相と第1回2プラス2会議を行いました。しかし、会談は成果を生みませんでした。ロシア側の強い反対の中で、アメリカは一部の問題で譲歩する姿勢を示し、東欧でのミサイル防衛システムの配備に最終的に同意することをロシアに希望しました。報道によりますと、ロシアを偵察するとの疑いを避けるため、アメリカは、レーダーの方向をロシアに向けず、迎撃ミサイルを発射台に置かないなど一連の制限措置を表明しました。しかし、この譲歩はまだ足りないとロシアは考えています。

 今月中旬、アメリカのブッシュ大統領はロシアのプーチン大統領に書簡を送り、両国関係の発展を全面的に推進していくこと表明しました。

 アメリカのメディアは「26日の会談はロシアがこの問題で協力する態度を取ることを示した。アメリカがもう一歩譲歩すれば、双方は意見が一致する可能性もある」と見ています。 (翻訳:董)

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