北京オリンピックの聖火は24日、ギリシャのオリンピアで点火され、聖火リレーの幕を開けました。

　ギリシャ現地時間の24日午前11時、北京時間の24日午後5時、聖火の採火式はオリンピア市のヘラ神殿跡の前で行われました。聖火採火式は太陽の光を鏡に反射させて火種を燃やすという伝統的な方法で行われ、ギリシャの有名な女優マリア・ナフプリオトウさんが演じた女性最高祭司がトーチに点火しました。そして、聖火を北京五輪の「祥雲の模様」が描かれているトーチを持っているギリシャの銀メダリスト、アレクサンドリス・ニコライディス選手に手渡し、北京五輪の聖火リレーを正式にスタートさせました。

　ギリシャのパプリアス大統領、ＩＯＣ・国際オリンピック委員会のロゲ会長、北京オリンピック組織委員会の劉淇議長、及びオリンピアのジョージ・アイドニス市長らが採火式に出席しました。

　北京オリンピックの聖火はまず、ギリシャ国内でリレーされ、30日にギリシャの首都アテネに着きます。そこで引き継ぎ式を行い、聖火を正式に北京オリンピック組織委員会に手渡します（翻訳：玉華）。