CCTV・中国中央テレビ局は、20日、ニュースの中で、「一部の暴徒が、このほど、甘粛省の南部地区で暴力事件を起こし、店舗や政府機関を襲った」と報道しました。
甘粛省政府の報道官は、19日、「この一連の騒動は偶然の一致ではなく、ラサで起きた深刻な暴力犯罪活動と密接にかかわっており、組織的で、計画的なものだ。元を辿れば、北京オリンピックを妨害し、平和と安定を破壊し、国家を分裂するというダライグループにある」と指摘した上で、「3月10日から、『チベット独立』という内容が盛り込まれた冊子が甘粛地区で流されていた。この日は、ちょうどダライグループがインドの国境で『チベットに向かう』イベントを行う日で、300人の不法な僧侶がラサで騒動を起こした日でもあった」と述べました。
暴力事件の発生後、地元政府は対応措置を取って、社会秩序を維持し、住民の命や財産を保護しました。警察は任務を執行する際、最大の自制を保ち、法に基づいて暴力事件に対応しました。現在、現地の社会秩序は平常に戻りつつあります。
このほか、16日には、西南部の四川省アバチベット族自治州でもこれに似た事件が起きました。(翻訳 朱丹陽)
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