新華社昆明3月17日発 雲南西双版納アジア象種生育基地アジア象博物館は「野象谷」景勝地に設置され、先ごろ、観光客に公開された。それは中国初のアジア象テーマ博物館だ。
この博物館は西双版納国家級自然保護区と「野象谷」景勝地が協力して設置し、アジア象をテーマとする中国初の科学啓発博物館で、アジア象知識を広め、自然保護の意識を向上させ、アジア象の生存危機に関心を寄せ、人間と象の対立を緩和し、人と象の親しい付き合いを促すのが趣旨だ。博物館の展示場は700平方メートルあり、「地球上の象」、「中国のアジア象」、「象の形態と構造」、「我々に関心」、「アジア象知識」、「人間と象が親しく付き合う場所を作る」、「愛の心をアジア象にささげる」、「アジア象の保護と研究」、「野象谷?人間と象の親しい付き合い」の9つのテーマは中身で、実物、作った景観、展示台などで象の起源や進化、生態、生理、生態及び生存危機を包括的かつ体系的に展示、紹介し、みんながアジア象を大切にし、保護し、関心を持つよう呼びかけた。
アジア象博物館は雲南西双版納アジア象種生育基地の重要な部分で、公開後、「野象谷」景勝地のハイテク価値を高め、西双版納国家級自然保護区の全国科学啓発教育基地という役割を果たし、西双版納エコツーリズムの二次創業や発展を促すと見られる。(翻訳 李継東)
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