チベット自治区政府のシャンバ・ピンツォ主席は17日北京で、「ラサの情勢は平静になり、社会秩序は安定を回復した」と発表しました。
これはシャンバ・ピンツォ主席がこの日北京での記者会見で述べたものでシャンバ・ピンツォ主席はその際、「14日にラサで起きた重大な暴力犯罪事件はダライ・ラマ一味が組織画策し、内外の分裂勢力がぐるになって起こしたものである。これにチベット人民は大きな憤りを覚え、これを厳しく非難する。チベット自治区当局は事件発生後、速やかに関係方面を組織し、この暴力犯罪活動を取締った。分裂に反対し、祖国の統一を維持し、社会の安定を守ると言うチベット各民族人民の決意は断固たるもので、チベットの安定を破壊し、分裂を作り出す如何なるたくらみは無駄であり、失敗に終るに違いない」と述べました。
報道によりますと、14日、ラサ市では暴徒による投石、放火と略奪という重大な暴力犯罪事件が発生しましたが、これまでの調査によりますと、暴徒たちは210軒あまりの住宅と店舗を焼き、50両あまりの車両を破壊し、罪なき大衆13人が焼き殺されたり、切り殺されたりし、地元の大衆の生命と財産に重大な損失をもたらし、地元の社会秩序はひどく破壊されたのです。
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